「あっ、ああっ……恭介くん、もっと……」 美咲は恭介の背中に腕を回し、快感の波に身を委ねていた。ローションの効果で全身が敏感になり、恭介の動きが生み出す摩擦が、悦びとなって奥底へと広がっていく。 「美咲、そろそろだね」 恭介が耳元で囁いた。 「えっ? そろそろって……?」 その時、地下室の奥から足音が響いた。複数の足音。 「待っていたよ、皆」 恭介が声を上げると、薄暗がりから三人の男性が現れた。いずれも三十代半ばほどの落ち着いた風貌で、恭介と同様に穏やかな笑みを浮かべている。 「彼女が、美咲さんですね」 一人が美咲を見つめ、深く頷いた。 「間違いない。前世と同じ波長だ」 美咲は慌てて恭介の背後に隠れようとした。 「き、恭介くん、この人たちは……?」 「儀式の専門家たちだよ。ローションで快楽を蓄積させる技法を受け継いできた人たち」 「専門家?」 もう一人が進み出た。 「説明しよう。我々は長年、この技法を研究し守り続けてきた。快楽を蓄積させることで、負のエネルギーを解放し、魂を浄化する」 美咲は顔を赤らめた。自分が恭介と結合したまま、見知らぬ男たちに見つめられている。 「ちょ、ちょっと、恥ずかしい……」 「恥じることはない。君は選ばれた存在だ」 三人目が恭介の肩を叩いた。 「恭介、交代の時間だ。彼女に十分な快楽を蓄積させるには、複数の者で行う必要がある」 「えっ?」 美咲は目を見開いた。 「恭介くん、どういうこと?」 「美咲、ごめん。説明が遅れた」 恭介は動きを止め、真剣な眼差しで美咲を見つめた。 「儀式を完遂するには、多方面から快楽を与え続ける必要があるんだ。一人では限界がある」 「そ、そんな……」 「でも安心して。彼らは全て僕が信頼している人たちだ」 一人の男がローションを手に取り、美咲の背後に回った。 「美咲さん、力を貸してください。あなたの不幸体質を根本から解消するために」 冷たい液体が背中に塗り広げられ、美咲はびくりと震えた。 「あっ……」 別の男が足元に跪き、太腿に手を滑らせる。 「美咲さん、リラックスしてください。必ず良い結果になります」 恭介は美咲の頬を優しく撫でた。 「信じてくれるかい、美咲」 美咲は戸惑いながらも、恭介の目を覗き込んだ。そこには深い愛情と、少しの申し訳なさがあった。 「……うん。恭介くんがそう言うなら」 「ありがとう。じゃあ、これからもっと気持ちよくするね」 恭介は再び腰を動かし始めた。同時に背後と足元からも、丁寧な愛撫が加えられる。 「んっ、ああっ、待って、そんなに同時に……!」 美咲の体は四方向から与えられる快感に翻弄された。ローションの滑りで、男たちの手は肌の上を縦横無尽に滑り、敏感な箇所を的確に刺激していく。 「はぁ、あっ、ああっ……何か、体が熱い……」 恭介が美咲の耳元で囁いた。 「快楽が蓄積されているんだ。感じて、美咲。すべてを受け入れて」
廃墟の記憶
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