「あっ、ああっ……もう無理、限界……!」 美咲の体が激しく痙攣した。何度も絶頂の手前で止められ、蓄積された快楽が臨界点を超えようとしている。 「恭介くん、お願い……これ以上焦らさないで……」 「よし、そろそろだね」 恭介が男たちに目配せをした。全員が頷き、一斉に動きを再開する。 「あっ、あああっ!」 美咲の背筋が反り、恭介の肩に爪を立てた。これまで以上に強烈な快感が体内を駆け巡る。 「出すよ、美咲。全部受け止めて」 恭介が深々と突き入れ、最奥で熱を放出した。 「んっ、ああっ……熱い……!」 同時に、美咲の体内で抑え込まれていた快楽が一気に炸裂した。 「いっ、ああああっ!」 白濁した液体が注ぎ込まれる感覚と共に、美咲の意識が白く染まった。脳裏に鮮明な映像が蘇る。前世での記憶。二人が愛し合い、互いに誓いを立てた日々。そして、未完のまま終わった儀式。 「思い出した……恭介くん、私たち……」 「うん、やっと繋がれたね」 恭介が美咲を優しく抱きしめた。体はまだ熱く、余韻が波のように押し寄せてくる。 「恭介くん、まだ……欲しいかも」 美咲は自分の言葉に驚いた。こんな風に求めたことがない。恭介が微笑む。 「体が変わってきた証拠だよ。負のエネルギーが解放されて、新たな悦びを求めている」 「新たな悦び?」 「ああ。これからは不幸体質じゃなくて、幸福体質になる。ただし、条件がある」 「条件?」 「定期的に、こうやって快楽を蓄積させる必要があるんだ」 美咲は恭介の胸に顔を埋めた。 「なら、恭介くんがずっとやってくれる?」 「もちろん。前世で果たせなかった分、今世では必ず君を守る」 その時、地下室の奥で微かに何かが動く気配がした。だが二人は気づかない。幸福の影で、何かが蠢き始めていたことに。
廃墟の記憶
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