エラベノベル堂

異形の実験体に飼われる

18+ NSFW

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6章 / 全10

深夜、化学研究所の方向から不気味な霧が漂い始めた。玲奈はアパートの窓からその光景を目にし、胸の奥がざわめくのを感じた。 「マスター、あれは……」 暁人が背後から現れ、彼女の肩を抱く。 「来たんだね。異形たちが」 二人は急いで研究所へ向かった。地下への入り口はすでに粘液で覆われ、異様な熱気が漏れ出していた。 「玲奈ちゃん、気をつけて。奴らは君を狙っている」 暁人の警告と同時に、闇の中からぬめるような影が現れた。人型をしているが、皮膚は半透明の粘液質で、内部で臓器が脈動している。 「見つけた……予言者を」 粘液の怪物が一斉に襲いかかる。暁人は応戦したが、異形たちは巧みに二人を分断していった。霧状の分泌液が散布され、玲奈は激しい咳き込んだ。 「何これ……体が熱い……」 粘膜を侵す甘い香り。理性が溶けていく感覚に、彼女は恐怖した。 「マスター……助けて……」 だが暁人の姿はすでに見えない。異形たちが彼女の四肢を掴み、壁面の亀裂へと引きずり込んでいく。 「離して、いやっ!」 抵抗する力が湧かない。催淫効果を持つ分泌液が、彼女の肌を濡らし、神経を焼き尽くしていく。 「ああっ、体が変……」 熱い塊が下腹部に溜まり、秘められた場所が疼き始める。玲奈は暗闇の中へと消えていった。暁人は日記のページを握りしめながら、その光景を見送った。 「ごめん、玲奈ちゃん……これが運命なら」 彼の瞳には、苦渋の色が滲んでいた。

6章 / 全10

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