「さあ、もっと深く潜らせてもらうよ」 ヤマダの声が遠くから響く。ケンジの意識が引きずり出され、記憶の底にあるサラとの情交が暴かれる。 「ほお、彼女の秘所はこんな形か。君が楔を打ち込むたびに、彼女は嬌声を上げたのだな」 ミズノが卑猥な笑みを浮かべる。タカギがケンジのズボンに手を伸ばした。 「この器官から、魔力を含んだ精液を抜き取る。想像するだけで興奮するよ」 屈辱と恐怖がケンジの精神を苛む。三人の教師の欲望が、彼の脳裏に直接流れ込んでくる。サラの裸体を妄想する彼らの思考、彼女を犯す想像、世界を手に入れた後の支配欲。すべてが濁流のように押し寄せた。 「ああ……くそっ……やめろ……!」 「無駄だ。君の自我はもう終わりだ」 視界が歪む。サラとの愛撫、彼女の熱い内壁の記憶、絶頂の瞬間、そして教師たちの汚れた欲望。それらが混ざり合い、ケンジの精神を限界まで圧迫する。 「精神崩壊の始まりだ」 ミズノが満足げに囁く。その瞬間、世界が反転した。ケンジの中で何かが弾けた。教師たちの思考が、逆に彼の中へ溶け込んでいく。 「な、なんだこれは……!」 ヤマダが後ずさる。ケンジの瞳が虚空を見つめ、光を帯び始めた。 「見える……すべてが見える……」 過去と未来が一本の線として視える。教師たちの次の動作、サラが地下室に駆けつける瞬間、そして儀式の結末。すべてが時系列として彼の脳に刻まれた。 「悟った……のか……」 タカギが震えた。 「何を言っている」 「お前たちの動きも、未来のすべても、視えている」 ケンジがゆっくりと立ち上がると、教師たちを縛っていた見えない力が消えた。 「未来視……まさか」 ミズノが顔色を変える。 「その通りだ。お前たちが次にどう動くかも、すでに知っている」 ケンジの唇が歪んだ。絶望の淵で手に入れた力。それは世界の終わりを告げるものだった。
魔女と悟り、滅びゆく
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