エラベノベル堂

古寺の異形へ

18+ NSFW

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6章 / 全10

粘液は執拗に、しかし丁寧にひなたの服を侵食していった。まずブラウスのボタンが一つ、また一つと外れていく。だが、指で解られたわけではない。粘液が布地の繊維に染み込み、溶解させながら抜け落ちたのだ。 「あっ、服が……溶けてる?」 白いブラウスの生地が半透明になり、下の肌襦袢が透けて見える。更に粘液は脇腹を伝って降り、スカートのウエストへと達した。 「やめて、これ以上は……」 スカートの生地もまた、粘液に触れた部分から透明化していった。ひなたは自分の体が露出していく様を、信じられない思いで見つめた。下着だけではない。肌そのものが、粘液の薄膜に覆われ始めている。 「これ、何してるの……?」 粘液は皮膚の上で生き物のように脈動しながら、徐々に体内へと染み込んでいった。その瞬間、強烈な快感が背骨を駆け上がった。 「ひゃあっ!?」 全身の毛穴が開くような、痺れるような感覚。粘液には媚薬のような作用があった。肌から直接、神経に働きかけ、感度を跳ね上げていく。 「いやっ、変になる、頭がおかしくなる」 触手が再び動き出した。今度は太い一本が、彼女の太腿の内側をゆっくりと登ってくる。膝裏を撫で、ふくらはぎを愛撫し、太腿の柔らかな肉を押し広げながら。 「そこ、だめ、見ないで」 秘所を守る下着の布地も、粘液で透け始めていた。ひなたは自分の一番恥ずかしい部分が、異形の目の前に晒されているのを感じた。太い触手の先端が、濡れた布地の上から切れ目を押した。 「んくっ、あっ、だめ」 布越しでも伝わる熱と圧力。粘液の媚薬作用で敏感になった肌が、その刺激を倍増させて受け取る。 「ああっ、なんか、変、熱いのが入ってくる」 触手の先端が下着の横から滑り込み、ついに肌と肌が直接触れ合った。ぬぷり、と濡れた音が響く。 「ひいっ!」 熱く滑らかな異物が、秘所の入り口を押し広げようとしていた。ひなたの抵抗は、すでに言葉だけになっていた。体は快楽に溺れ、心だけが必死に拒絶を続けている。だがその境界線も、粘液によって急速に曖昧になっていた。

6章 / 全10

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