エラベノベル堂

未来の寺、妖しい

18+ NSFW

小説ID: cmnzixy16003l01qoctczw8oh

9章 / 全10

あかりの体を包む光が、いっそう強さを増した。男たちは次々と救済され、光の中へと溶けていく。だが、その数はまだ多く、あかりの体は精液と愛液にまみれ、豊かな肌が艶めかしく輝いていた。 「あっ……あぁ……」 新たな男が背後から滾りを押し込み、聖具と共に内壁を刺激する。快楽の波が押し寄せるが、あかりの表情には穢れがない。純粋な慈悲の光が、彼女を聖母のように包んでいた。 「お姉ちゃん……何なの、あなた」 由美が怯えた声を上げる。聖具を握りしめ、必死に呪文を唱えるが、ゾンビたちは彼女を見向きもしない。全員の視線が、あかりだけを崇拝するように注がれている。 「私は……ただの料理人よ。空腹の人に食事を届けるのと同じ。渇いた人に愛を届けるだけ」 あかりの言葉に、由美の顔が歪んだ。 「黙って! 黙ってよ! 彼らは私のものなの! 私が作ったの!」 由美が叫びながらあかりに掴みかかろうとした瞬間、ゾンビたちが一斉に動いた。彼らはあかりを守るように壁を作り、由美を睨みつける。 「うぁ……女王……様……」 男の口から、初めてはっきりとした言葉が漏れた。由美の瞳が見開かれる。 「嘘……彼らが言葉を?」 ゾンビたちの空洞だった瞳に、微かな光が宿っている。それは知性の光ではない。あかりへの絶対的な忠誠と崇拝の光だった。 「みんな……ありがとう」 あかりは優しく微笑み、両手を広げた。 「もういいのよ。私がみんなを受け入れるから」 男の滾りが体内で弾け、熱い飛沫が注がれる。 「あぁっ……あぁぁっ!」 絶頂の声が響き、男の姿が光の中に消えていった。由美は力なく膝をついた。 「負けた……私の計画が……こんなはずじゃ」 あかりは快楽に潤んだ瞳で、義妹を見つめた。 「由美、あなたも救われる必要があるのかも」 由美は恐怖に顔を歪め、後ずさりした。 「触らないで! 私は……私は間違ってない!」 由美の姿が揺らぎ始める。あかりの慈悲の光が、この世界そのものに影響を与えているのだ。 「帰りなさい、由美。あなたの居場所は、ここじゃない」 「くっ……覚えてなさいよ、お姉ちゃん」 由美の姿が闇の中に溶け、消えていった。残されたのは、あかりと最後の数人のゾンビたち。 「さあ……みんな、おいで」 あかりは聖母のような笑顔で、彼らを迎え入れた。

9章 / 全10

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