エラベノベル堂

儀式の果てへ

18+ NSFW

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3章 / 全10

美咲は逃げようとしたが、体が言うことを聞かなかった。影たちが彼女を取り囲む輪を狭めていく。 「怖がらないで。私たちはあなたを助けたいだけ」 老婆の姿をした影が、どこからともなく香炉を取り出した。火のついていないはずの香から、紫色の煙がゆらゆらと立ち昇る。 「これを嗅いで。心を落ち着かせるのよ」 美咲は顔を背けたが、見えない手が顎を掴み、無理やり前を向かせた。 「んっ……」 甘い香りが鼻腔を満たす。花のようでいて、どこか腐熟した果実のような香りだった。めまいがした。足元の感覚が曖昧になる。意識の端が溶けていくような感覚。 「いい子ね。もっと深く吸い込んで」 別の影が、美咲の着ていたパジャマのボタンに手をかけた。抵抗しようとしたが、腕が重くて持ち上がらない。 「何を……やめて……」 「儀式には清めが必要なの」 着衣が床に落ちる音が、やけに大きく響いた。冷気が肌を撫でる。だが、不思議と寒さは感じなかった。 「美咲ちゃん、そこに横になって」 若い女性の影が、部屋の中央を指差した。いつの間にか布団が敷かれている。 「いや……」 「お願い。信じて。」 美咲は抗えないまま、ふわりと布団の上に倒れ込んだ。影たちが一斉に近づいてくる。そして、あの古びた電動マッサージ器が運び出された。 「これで、あなたの中に溜まった悪いものを止めるの」 マッサージ器の先端が、美咲の内腿に触れた。冷たい感触に体が震える。 「ここよ。ここが一番大事な場所」 先端が秘裂に押し当てられた瞬間、鋭い快感が背筋を駆け上がった。 「あっ、何……それ、変……」 「動かないで。まだ始まったばかり」 マッサージ器が低く唸りを上げる。振動が敏感な部分に広がり、美咲は無意識に腰を浮かせた。 「感じる? それが溜まっている証拠よ」 「違う、そんなんじゃ……」 「嘘をつかなくていいの。体は正直だわ」 影の一人が耳元で囁いた。 「我慢しないで。でも、イッちゃだめよ。寸止めするの。そこが儀式のルールだから」 美咲は意味がわからなかった。だが、抗おうとした意志とは裏腹に、体は快楽を求め始めていた。

3章 / 全10

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