エラベノベル堂

冷徹な社長を堕す

18+ NSFW

小説ID: cmo5rfjo6013z01msocfmiloh

5章 / 全10

夜明け前の静寂が部屋を包んでいた。京介はベッドの縁に座り、寝息を立てる玲奈の横顔を眺めていた。事後の気だるげな空気が漂う中、彼女が微かに身じろぎをする。 「……起きてましたか」 玲奈の声は寝起き特有の嗄れを含んでいた。彼女はシーツを胸まで引き上げ、京介から視線を逸らす。 「気まずいですね」 「いいえ……悪くない気分です」 その言葉に嘘はない。京介は彼女の髪を指で梳いた。 「霧島さん」 「玲奈です」 彼女は少し拗ねたように訂正した。 「昨夜、そう呼んだでしょう」 「ああ、玲奈」 名前を呼ぶと、彼女の頬が僅かに染まる。京介は続けた。 「話してくれませんか。強くあれ、ってどういうことですか」 玲奈はシーツを握りしめた。 「子供の頃からでした。父は会社を興し、母は病弱で。私は優秀でなければならなかった。涙を見せてはいけない、弱音を吐いてはいけない、常に誰かの模範であれと……」 彼女の声が震える。 「会社が大きくなるほど、周囲の期待は膨らんだ。テレビに出れば『女性社長の星』と持て囃される。でも、誰も私を見ていない。強い女社長という記号しか見ていないんです」 京介は黙って聞いていた。 「USBの日記……あれは、誰かに知ってほしかったのかもしれません。私が本当は脆くて、誰かに縋りたいだけの女だって」 玲奈は自嘲気味に笑った。 「滑稽でしょう。鍵もかけられないような女が、数百人の社員を束ねているなんて」 「滑稽じゃない」 京介は彼女の顎を捉え、自分の方へ向けさせた。 「ただの女だ。俺の腕の中で啼いて、俺に抱かれて喜ぶ、ただの女だ」 玲奈の瞳が揺れた。 「……はい」 京介は彼女の耳元で低く囁いた。 「これからは俺が決める。お前が強い女を演える時も、その仮面を外す時も。全部俺が許可する」 玲奈の呼吸が荒くなる。 「京介さん……」 「犯しますよ。もう一度」 京介は彼女の身体をシーツの上に押し広げた。抵抗はない。むしろ、彼女は自ら脚を開き、彼を迎え入れる準備をしていた。 「お願いします……私を、めちゃくちゃにして」 京介の熱く猛った楔が、再び彼女の秘所を貫く。 「ああっ!」 玲奈の嬌声が夜明けの空気を震わせた。彼は容赦なく腰を打ちつける。 「ここがいいんだろ? 俺に支配される場所は」 花唇が彼をきつく締め付け、熟れた肉壁が波打つ。 「ひぃっ、ああっ、そこ、駄目、いいっ!」 「駄目じゃない。正直に言え」 「京介さんに、犯されてます……私の一番深いところ、貴方のものですっ!」 彼は最奥で爆発した。玲奈は背中を反らせ、彼の全てを受け入れる。 「ああっ、熱い……精液が、奥まで……!」 果てた後、京介は彼女の耳元で宣言した。 「お前は俺のものだ。忘れるな」 玲奈は涙で潤んだ瞳で彼を見上げ、微笑んだ。 「はい……京介さん。私は、貴方の女です」 その瞬間、二人の関係は決定的なものとなった。だが京介は気づいていた。この支配関係は、彼が思っている以上に複雑になることを。玲奈の瞳の奥には、まだ何かが隠されている。脅迫犯の影も、まだ消えていないのだから。

5章 / 全10

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