エラベノベル堂

禁断の処方箋

18+ NSFW

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5章 / 全10

翌週、結菜を悩ませていたストーカー問題が解決した。碧斗が設置した監視システムが夜中に不審者を検知し、彼が触手を威嚇として放ったのだ。闇に蠢く半透明の影に怯えた男は、悲鳴を上げて逃げ去ったという。 「これでもう安心です」 碧斗は淡々と告げたが、結菜の反応は予想と異なっていた。 「あの……本当に、それで終わりなんですか」 彼女の瞳には、安堵ではなく、熱っぽい光が宿っていた。治療から数日が経過しても、体の芯が疼いて仕方がない。粘液の効果が神経に刻み込まれ、普通の生活では満足できない体になってしまったのだ。 「体調に問題がありますか」 「いえ……その逆です」 結菜は視線を逸らした。 「先生の部屋に来ると、何だか安心するっていうか……」 碧斗は彼女の言葉を分析した。ストーカーへの恐怖は消滅した。しかし、触手がもたらした快楽の記憶は、彼女の中で逆に増幅されている。 「口実を探しているんですね」 彼は核心を突いた。結菜は震える手で鞄を握りしめた。 「違います……本当は、またあの感触を思い出して……夜も眠れないんです」 彼女の頬が紅潮する。 「お願いします……もう一度、治療してください」 碧斗は沈黙した後、静かに頷いた。 「分かりました。しかし、頻度を増やせば依存度は高まります。それでも構いませんか」 結菜は迷わず頷いた。 「構いません……もう、どうでもいいんです」 彼女は自らチャイナ服のボタンに手をかけた。鍵のかかった部屋で、禁断の治療はさらに深く続いていく。

5章 / 全10

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