ダンスを終えた二人は、円形のテーブルが並ぶメインホールへと移動した。周囲のカップルは酒と欲望に溺れ、誰もが互いの体を貪り合っている。颯汰は瑠美の腰を抱き寄せながら、落ち着かない視線を巡らせた。 「来たわ」 瑠美が小声で告げた瞬間、重厚な扉が開き、一人の男が姿を現した。グレーのスーツを颯爽と着こなしたその男こそ、颯汰が慕っていた博明だった。 「ようこそ、諸君」 博明は両手を広げ、満面の笑みで参加者たちを迎える。 「今宵は特別な夜だ。欲望を解放し、快楽の極みへと達してくれ」 歓声が上がる中、博明の視線が颯汰と瑠美に止まった。彼はゆっくりと近づいてくる。 「颯汰くんか。いろいろ噂は聞いているよ」 「博明さん……」 「紹介してくれ。こちらの美しい女性は?」 颯汰は瑠美を引き寄せ、耳元で囁いた。 「恋人の……瑠美です」 博明は目を細め、興味深そうに頷いた。 「ほう。素晴らしいカップルだ。だが、本当に愛し合っているのか、確かめさせてもらってもいいかな?」 颯汰の背筋に緊張が走る。瑠美が彼の腕を強く握った。 「どういうことですか?」 「言葉で言うのは簡単だ。だが、本当の愛は体で表現するものだろう?」 博明はテーブルを指差した。 「彼女をここに座らせて、君の愛を見せてくれ。私の目の前で」 颯汰は息を呑んだ。周囲の客たちも好奇の目を向けている。逃げ場はない。 「……わかりました」 颯汰は瑠美の手を取り、彼女をテーブルの縁に座らせた。ドレスの裾が捲れ上げられ、白く滑らかな太腿が露わになる。彼は震える指先で、瑠美の膝から太腿へと手を滑らせた。 「んっ……」 瑠美が小さく声を漏らす。颯汰は彼女の耳元に唇を寄せた。 「演じるんだ……」 「ええ、続けて……」 颯汰の手がドレスの下へと侵入し、熱い秘所へと近づく。下着の上から秘所を指先で押し潰すと、瑠美の体がビクリと跳ねた。 「あっ……颯汰さん……」 「濡れてるな」 博明が満足げに頷いた。 「いい反応だ。続けてくれ」 颯汰は下着の横から指を滑り込ませ、濡れた秘所の入り口を愛撫した。瑠美の吐息が荒くなり、彼女の腕が颯汰の首に絡みつく。 「んんっ……もっと……」 颯汰は一本の指を秘所の中へと沈めた。熱い襞が指を締め付け、内部の温かさが伝わってくる。 「ああっ! そこ……いいっ……」 瑠美が仰け反り、甘い声を漏らす。颯汰はさらに指を増やし、激しくかき回した。水音が響き、瑠美の足が痙攣する。 「イく……イっちゃうっ……」 瑠美が颯汰の肩に爪を立て、激しく達した。彼女の体が震え、秘所から愛液が溢れ出す。 「素晴らしい」 博明が拍手を送った。 「君たちの愛は本物だ。歓迎しよう」 颯汰は冷や汗を流しながら、瑠美を抱きしめた。彼女の熱い吐息が首筋にかかる。演技だったはずの行為が、二人の心に奇妙な熱を残していた。
仮面が剥がれる夜
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