エラベノベル堂

風が変えた夜

18+ NSFW

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姉弟だが、お互いのカラダでオナニーし合う日常。守屋よしの

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世話焼きな爆乳幼なじみはいつでもセックスしてくれる 〜最高のあまあま同棲性活〜 モザイク版

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世話焼きな爆乳幼なじみはいつでもセックスしてくれる 〜最高のあまあま同棲性活〜 モザイク版【タテヨミ】

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第4章 / 全10章

莉菜が店を出ていった後、岳は一人で店の前に立っていた。冷たい風が頬を撫でる。 「確かに、風が強いな」 彼は通り全体を見渡す。カトレアのある方向から、ゆいか食堂へと続く道。建物の配置、高さ、隙間。アウトドアサークルで培った地形読みの技術が、頭の中で稼働し始めた。 「何やってるの?」 店から結花が出てくる。 「ちょっと、風の流れを確認してるんだ」 岳は歩き始めた。 「付き合ってくれ」 二人は通りを歩き、カトレアの前に立つ。岳は足を止め、周囲を観察した。 「ここは……建物の谷間になってる」 カトレアの両側には高いビルが立ち並び、その間を風が加速して通り抜けている。一方、ゆいか食堂がある場所は、少し窪んだ地形になっていた。 「結花、カトレアの入口付近に立ってみてくれ」 結花が言われた通りにする。 「どう?」 「うん、ちょっと風が強いかな」 「だろ。ここは冬場、寒風が通り抜ける構造になってる」 岳は自身のタイミングを測り、カトレアの営業時間を確認した。 「一方、俺たちの店がある場所は……」 二人は店に戻る。岳は日当たりを確認した。 「ここは、午後になると日が入る。しかも、壁のおかげで風が遮られている」 結花がハッとする。 「そういえば、昔お母さんが言ってた。ここは日当たりがいいから、冬場は暖かいって」 「それだ」 岳の目が輝いた。 「カトレアは冬場、構造的に不利なんだ。寒風が客を追い払う。でも俺たちの店は逆に、暖かさが武器になる」 結花の胸に希望の灯がともる。 「じゃあ、メニューもそこに合わせたら」 「温かいもの、体が温まるもの。冬場だけの特化型メニューだ」 岳は店の中に入り、メニューブックを広げた。 「アウトドアだと、場所や天候に合わせて装備を変える。店も同じだ」 結花は岳の横顔を見つめた。彼の真剣な表情に、心臓が早鐘を打つ。 「岳くん……」 「ん?」 「ありがとう。私一人だったら、絶対気づけなかった」 岳は照れくさそうに頭をかいた。 「莉菜が言ってくれなかったら、俺も気づかなかったよ」 二人の視線が絡み合う。どちらからともなく、距離が縮まった。 「結花……」 「岳くん……」 互いの吐息が混じり合う。不意に、結花が目を伏せた。 「ごめん、私……まだ怖いの」 「えっ」 「店が助かるかどうかもわからないし、それに……あなたとのこと、真剣に考えたくて」 岳は優しく微笑んだ。 「わかってる。まずは店を救おう。そのあとのことは、ゆっくり考えよう」 結花は頷いた。店を守る。それが今の二人に課された最大の使命だった。岳は再びノートパソコンに向き合い、冬場の風向きデータを分析し始めた。逆転の鍵は、もう目の前にあった。

第4章 / 全10章

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