エラベノベル堂

舞台の処方箋

18+ NSFW

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6章 / 全10

重い金属音が響き、地下資料室の扉が開いた。非常灯の明かりが廊下から差し込み、逆光の中に人のシルエットが浮かぶ。 「やあ、二人とも」 飄々とした声。信太郎だった。 「……信太郎さん?」 悠陽が立ち上がる。 「どういうことですか」 「美鈴の演技にね、最近嘘があると思ってね。本物の情熱を取り戻すには、誰かの目を気にしない本当の自分と向き合う時間が必要だったんだよ」 「それで、こんなことを?」 「君なら気づくと思った。美鈴の仮面を外せるのは君だと分かっていた」 美鈴は呆然としていた。信太郎の言葉が胸に刺さる。本物の情熱。仮面を外した自分。そして、悠陽の優しいまなざし。 「……全部、仕組まれていたの?」 「舞台監督だと思ってくれたまえ。悠陽くん、彼女を頼んだよ」 信太郎は踵を返し、扉を閉めた。二人きり。美鈴は悠陽を見つめた。心臓が早鐘を打っている。 「悠陽さん……帰りたくない」 彼女は彼の胸元に手を置いた。 「まだ、ここにいたい。あなたと」 悠陽が美鈴の顎を優しく持ち上げた。 「僕も、あなたと離れたくない」 唇が重なる。最初は触れるだけだった口づけが、次第に深くなっていく。悠陽の舌が美鈴の唇を割り入り、彼女の舌を絡め取る。 「んっ……」 甘い声が漏れた。悠陽の手が背中を滑り、服の上から曲線をなぞる。美鈴の体が熱を帯びていく。 「悠陽さん……」 美鈴は自ら服を脱ぎ捨てた。薄明かりの中に、白い肌が露わになる。悠陽も上着を脱ぎ、彼女を優しく床に横たえた。古い衣装の上に、二つの影が重なる。悠陽の唇が鎖骨を辿り、胸の頂へと降りる。 「あっ……」 鋭い快感が走り、背が反った。悠陽の指が、彼女の秘められた場所へと伸びる。すでに潤んでいたそこは、彼の指を暖かく包み込んだ。 「美鈴さん、ここ、濡れていますね」 「だって……あなたが……」 悠陽は耳元で囁いた。 「僕も、限界です」 悠陽の熱く硬い楔が、美鈴の潤んだ秘所の入り口に触れた。ゆっくりと、しかし確かに、彼女の中へと沈み込んでいく。 「ああっ……!」 美鈴の口から、今まで聞いたことのない声が溢れた。舞台上のどんな演技よりも、ずっと切なく、甘い響き。悠陽が動き始めると、快楽の波が彼女を襲う。 「悠陽さん、そこ……いい……」 美鈴は悠陽の背に爪を立てた。楔が敏感な場所を刺激するたび、白い火花が視界を走る。 「美鈴さん、僕も……もう……」 悠陽の動きが速まる。 「一緒に……イきましょう」 頂点が近づいていた。 「あっ、ああっ……!」 美鈴の体が大きく反り、悠陽の楔が最奥へと達した瞬間、熱い精液が彼女の中に放たれた。 「んっ……!」 美鈴は彼の名を叫びながら、快感の渦に飲み込まれていった。

6章 / 全10

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