エラベノベル堂

慈善の悦び

18+ NSFW

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5章 / 全10

ある日、桐乃はいつものようにシンイチのテントを訪れた。秋が深まり、夜風が冷たくなってきた頃だった。 「今日は少し冷えるね」 シンイチが毛布を広げて待っていてくれた。 「はい、だから早く温めてほしくて」 桐乃は悪戯っぽく微笑むと、テントの中へ滑り込んだ。唇が重なる。最初は優しく、やがて深く求め合う。シンイチの手が桐乃の服の下に滑り込み、素肌を撫でた。 「んっ……」 その時だった。テントの隙間から、何かの視線を感じた。桐乃が顔を上げると、薄暗がりに数人の影が見えた。 「シンイチさん、誰か……」 「気にしなくていい」 シンイチは動じることなく、桐乃の耳元で囁いた。 「君の綺麗な姿を見られている。興奮するかい?」 その言葉に、桐乃の体が熱くなった。見られている。誰かに、見られている。羞恥心と、それとは違う奇妙な興奮が込み上げてくる。 「……わかりません」 「嘘だね。体が熱くなっている」 シンイチの手が、すでに潤い始めた秘所へと伸びた。 「あっ……!」 「ほら、こんなに」 指で花唇を愛撫され、快感が背筋を駆け上がる。テントの外に気配がある。誰かが見ている。その thought が、桐乃の理性を麻痺させていった。 「シンイチさん……お願いします」 桐乃は自ら脚を開いた。シンイチが熱く猛った楔を押し当てる。 「入れるよ」 「はい……見られても、構いません」 その言葉を聞いて、シンイチは一気に腰を進めた。 「あぁっ!」 声が漏れそうになるのを、桐乃は手で口を覆った。見られているかもしれない。その thought が、快感を増幅させる。 「声を出してもいいんだよ」 「だめ……聞かれて……」 「聞かれたらどうなる?」 「あっ、んんっ……!」 シンイチは激しく腰を揺らした。テントが揺れ、水音が響く。誰かが聞いているかもしれない。その背徳感が、桐乃を追い詰めていく。 「あっ、あぁん、んっ……!」 声を殺しながらも、快感は逃げ場を探して溢れ出した。 「イきそうかい」 「はい……もう……!」 「じゃあ、一緒に」 シンイチが深く突き入れ、熱々の精液を注ぎ込んだ瞬間、桐乃は背を反らせて絶頂に達した。 「あぁぁっ……!」 声を抑えきれず、甘い叫びが漏れる。テントの外で何かが動く気配がした。誰かが去っていく足音。桐乃は荒い息を整えながら、シンイチの胸に顔を埋めた。 「見られていましたね」 「構わないさ」 シンイチは優しく桐乃の髪を撫でた。 「君が誰のものか、分かればいい」 その言葉に、桐乃は深い幸福を感じた。見られていた。でも、シンイチのものだと示された。その背徳的な悦びが、心の奥底に澱のように沈殿していった。

5章 / 全10

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