数日後のことだった。シンイチは役所への手続きがあると言って、朝早くテントを出ていった。 「午後には戻るから」 という言葉を残して。桐乃はいつもの時間に公園を訪れた。テントの中で彼を待とうと、入口のジッパーに手をかけた時だった。 「よう、シンイチの彼女さん」 背後から声をかけられ、振り返ると三人の男たちが立っていた。一人は粗野な笑みを浮かべたカズヤ。残りの二人も、炊き出しで見かけた顔だった。 「シンイチさんはいないのか?」 「あ、はい。手続きで……」 「なら、俺たちと話そうぜ」 カズヤが桐乃の腕を掴んだ。無骨で汚れた手。シンイチの手とは違う。でも、どこか似ている。 「あの、離して……」 「離せねえよ。あんた、シンイチといいことしてるんだろ?俺たちも同じようにしてくれよ」 三人の視線が桐乃を貫く。恐怖で体が震えた。でも、奥底で小さな炎が灯ったのを感じた。見られて興奮したあの日。背徳感が、体を熱くさせる。 「シンイチさんは……」 「あいつはいない。俺たちがあんたを温めてやる」 カズヤに押され、桐乃は近くの物陰へと導かれた。古びたベンチが置かれた狭い空間。 「怖いか?」 一人が耳元で囁く。 「……はい」 「でも、体は違うみたいだな」 別の男の手が、桐乃の服の上から胸を撫でた。 「あっ……」 「ほら、乳首が硬くなってる」 羞恥心で顔が熱い。拒否しなければ。そう思うのに、体が言うことを聞かない。 「お願い、します……」 三人の男たちが桐乃を取り囲む。無骨な手が服を脱がせ、肌を撫でる。シンイチとは違う、荒々しい愛撫。でも、その奥にある孤独を桐乃は感じ取っていた。彼らもまた、誰かに求められていない。 「いい子だ」 カズヤの指が秘所へと伸びる。 「あっ、んんっ……!」 「すげえ濡れてる。シンイチと同じことされて、興奮してたのか?」 図星だった。テントの外で見られていたあの時、知られざる視線に体が熱くなった。 「違います……」 「嘘だな。じゃあ、これは何だ」 指が濡れた花唇を押し広げ、中へと滑り込む。 「あぁっ!」 快感が背筋を駆け上がる。シンイチ以外の男に触れられている。背徳感と罪悪感。でも、それがたまらない。 「欲しいか?」 カズヤが熱く猛った楔を押し当てた。 「……ください」 桐乃は目を閉じ、覚悟を決めた。ずぶずぶと異物が体を押し広げていく。 「あぁっ、大きい……!」 シンイチとは違うサイズ。痛みと快感が入り混じる。 「いい締まりだ」 カズヤが腰を揺らし始めると、他の男たちも桐乃の体を愛撫し始めた。 「んっ、あっ、あぁん!」 三人の手が、唇が、体中を貪る。シンイチでは味わえない、複数の男に翻弄される快感。 「あっ、あぁっ、もっと……!」 自分が何を言っているのか分からない。ただ、背徳の渦中で、桐乃は女としての業火に身を焼かれていた。
慈善の悦び
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