エラベノベル堂

規律が溶ける

18+ NSFW

小説ID: cmonit20t0hgk01oc9lvki5h3

5章 / 全10

夕暮れが近づき、相談所の中は橙色の光に包まれていた。窓から差し込む斜陽が、狭い空間をより一層密やかに染め上げる。 「今日、もう誰も来ないね」 蓮が椅子に深く腰掛けたまま、大きく息を吐いた。その吐息が静寂の中で響き、葵の鼓膜を震わせる。 「まだ時間は残ってるわよ」 「でも、来ないと思うな」 蓮の視線が、ふと葵の胸元に落ちた。開いた襟から覗く白い肌。緩やかな曲線を描く膨らみ。彼の瞳が、その場所をじっと見つめていることに気づいた瞬間、葵の背筋に電流が走った。 「……何見てるの」 視線を逸らそうとしても、できなかった。蓮の瞳に宿る熱っぽい光が、葵の理性を焼き尽くしていく。胸の先端が、布地の下で硬く尖るのを感じた。まるで彼の視線に反応するように、敏感な蕾が熱を帯びていく。 「葵ちゃんのこと見てる」 「そんなのわかってるわよ」 「じゃあ、何で聞くの」 「……言葉にしてほしくなかった」 蓮がゆっくりと身を乗り出した。狭い机越しに、彼の顔が近づいてくる。 「俺の視線、嫌じゃないんでしょ」 「……わからない」 「嘘。感じてるくせに」 胸の先端が痛いほど硬くなっている。摩擦するブラウスの感触さえ、今は刺激的に感じてしまった。 「蓮、近いってば」 「近い方がいいんでしょ」 彼の手が、机を越えて葵の腕に触れた。指先が滑るように内側へ。脇の下から脇腹へ、ゆっくりと這い上がる。 「やっ……」 「声、出てるよ」 葵の唇から、甘い吐息が漏れていた。抑えようとしても、体が勝手に反応してしまう。胸の蕾が、彼の指を求めるように熱く疼く。 「ここ、触ってほしい?」 蓮の指が、胸のふくらみの縁をなぞった。ブラウス越しの薄い布地。その下で待つ敏感な蕾。 「……言えない」 「言わなくていいよ。体が話してるから」 指がさらに上へ。硬く尖った蕾の上で、一瞬止まった。 「んっ……」 背筋が震えた。ただ触れられただけなのに、快感が腰の奥に響き渡る。 「葵ちゃん、可愛い」 「やめて……そんな風に言わないで」 「何が?可愛いってこと?それとも、もっと触ってほしいってこと?」 夕暮れの光の中で、蓮の瞳が妖しく光る。逃げ場のない密室。二人の呼吸だけが交錯する空間で、葵は彼の指の動きに翻弄され続けていた。胸の蕾が、もう限界ほどに硬く熟れていた。

5章 / 全10

TOPへ