エラベノベル堂

マイクが拾った恋

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【総集編】TSF〜逃亡禁止の連続アクメ!100倍の感度でメス墜ちするTS娘たち〜

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2章 / 全10

放送室のマイクの前に座り、真帆は深呼吸をした。昼休み。教室から生徒たちが溢れ出し、購買へと向かう時間帯。 「緊張してる? 顔ひきつってるけど」 湊が隣のマイクに口を寄せる。 「大丈夫! いけるよ、たぶん」 「やめとけって言ったのに」 「もう、湊は! 始めるよ」 真帆は放送席のスイッチを押した。機材の向こうで、赤いランプが点灯する。 「白灯花学園放送部、お昼の相談室、始まります! パーソナリティは、真帆と、湊です!」 湊がわざとらしいほどの溜息をつく。 「俺は参加してないことにしてほしい」 「無駄話はそこまで! さっそく最初の相談を紹介します!」 真帆は用意したメモを読み上げた。 「購買の焼きそばパンを確実に買う方法を教えてください。体育の後だと必ず売り切れてます。一年生、女子」 「……これ、相談?」 湊が呆れた声を出す。 「そうだよ! 切実な悩みだと思うな」 「いや、もっとこう、人生相談的なやつかと」 「日常の悩みも大事! 湊、どう思う?」 湊は少し考えてから、口を開いた。 「諦めろ」 「えっ?」 「焼きそばパンなんて、買う価値ないから。素直に諦めて、サンドイッチでも食っとけ」 「それ、解決になってないよ!」 「なってる。欲を捨てれば悩みも消える」 真帆は反論しようとしたが、放送室外から歓声が聞こえた気がした。 「湊、ちょっと発言が過激じゃ……」 「事実だろ。焼きそばパンなんて、中身キャベツばっかだし」 「キャベツ多いのは認めるけど!」 真帆は慌ててフォローを入れた。 「購買の方、すみません! 焼きそばパン、美味しいです!」 「言い訳してる場合か」 湊がニヤリと笑った。 「じゃあ逆に聞くけど、真帆ならどうするよ」 「えっと、お弁当を持っていく、かな」 「地味だな」 「地味でいいの!」 真帆がむっとすると、湊は肩をすくめた。 「ま、俺の回答は変わらない。焼きそばパンに執着するな。それが解決策」 放送を終え、二人は放送室の窓から校庭を眺めた。 「誰も聞いてなかったかも」 真帆が呟くと、教室の窓が開き、どこかの生徒が叫んだ。 「焼きそばパン、諦めるわ!」 「聞いてた!」 真帆は驚いて湊を見た。湊は悪戯っぽく笑う。 「やっぱ俺って天才かも」 「調子に乗らないでよ」 でも、真帆の胸は軽くなっていた。誰かに届いた。その実感が、放送部を続ける理由になった気がした。

2章 / 全10

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