昼休みを告げるチャイムが鳴ると同時に、美羽が拓也のデスクに近づいてきた。何食わぬ顔でメモを置く。そこには『いつもの場所で待ってる』とだけ走り書きされていた。拓也は周囲を確認し、席を立った。オフィスから徒歩五分、ラブホテルの薄暗い部屋に逃げ込む。ドアが閉まった瞬間、美羽が拓也の首に腕を回してきた。 「来てくれて嬉しい。待ちきれなかった」 彼女の唇が拓也の首筋を這う。 「今日ね、新しいの買ったんです」 美羽は悪戯っぽく笑うと、ベッドに寝転がった。スカートをゆっくりと捲り上げると、今日は赤。鮮やかなクリムゾンのレースが白い肌を包み込み、太ももを這うガーターが妖艶な曲線を描いている。 「どう? 似合う?」 拓也は言葉を失った。大人しい後輩が、昼間からラブホテルで過激な下着を纏い、挑発的に見つめている。その背徳感が理性を灼いた。 「美羽……」 「触って。早く」 美羽が拓也の手を取り、自分の胸元へ導く。ブラウスのボタンを外すと、赤と黒のレースが豐かな曲線を覆っていた。拓也はその柔らかな感触に手指を埋め、美羽が甘く喘ぐ。 「んっ……拓也さん、もっと」 美羽は拓也のシャツを脱がせ、ベルトに手をかける。すでに猛った拓也自身を解放すると、嬉しそうに微笑んだ。 「今日は私が気持ちよくしてあげる」 彼女は赤い下着のまま拓也の上に跨り、秘めたる入り口を先端に押し当てた。濡れた熱が伝わる。 「あっ……入ります」 ゆっくりと腰を下ろし、拓也を受け入れていく。熱い襞が拓也自身を包み込み、美羽が背中を反らせた。 「んっ、あぁ……拓也さん、大きい……」 美羽は腰を揺らし始めた。赤いレースが白い肌を彩り、その視覚的な刺激が拓也の脳を焼く。昼間の勤務時間中だという現実感など、どこかへ消し飛んでいた。 「美羽、俺も動く」 拓也は彼女の腰を掴み、下から突き上げた。 「あっ、あぁんっ! そこ、いい……!」 ガーターベルトの留め具が揺れ、赤と白のコントラストが淫らに踊る。二人の息遣いと肌のぶつかる音が部屋に響いた。 「拓也さん、私、もう……」 「俺も……」 最奥で拓也は果てた。熱い精液が美羽の内を満たし、彼女は満足げに拓也の胸に顔を埋めた。 「……戻らなきゃ」 美羽が呟く。 「でも、これ、洗わないと染みになっちゃうかな」 彼女は悪戯っぽく笑い、拓也の耳を噛んだ。 「次は青いのにしようかな」
ヴェールの裏側
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