エラベノベル堂

忘れ物より大事な約束

18+ NSFW

小説ID: cmp0bbz0f000q01oe0fz0eal5

4章 / 全10

午後の授業が終わり、放課後のチャイムが鳴り響いた。 「今日の掃除当番、忘れてないよね」 委員長の声に、舞はハッと顔を上げた。 「うん、大丈夫」 嘘ではなかった。掃除当番のことは覚えていた。けれど、ノーパンであることをすっかり失念していたのだ。 「舞、そっちの棚頼むね」 委員長が指差したのは、教室の後ろにある高い棚だった。 「背が高い舞なら届くでしょ」 その言葉に、舞の胸がギュッと締め付けられる。 「えっと、届くけど……」 言い淀んでいると、クラスメイトの男子が雑巾を持って近づいてきた。 「俺がやろうか?」 「ううん、私がやる」 変に思われるのは嫌だ。舞は震える手で踏み台を引き寄せた。 「高いところ、得意だから」 強がりの言葉を口にしながら、心臓が早鐘を打つ。踏み台に乗れば、スカートの中が下から丸見えになるかもしれない。けれど、断る理由も見つからず、舞はおずおずと足をかけた。 「大丈夫? 足震えてるよ」 男子が不思議そうに見上げる。 「平気、ちょっと筋肉痛なだけ」 苦しい言い訳を吐きながら、舞は一段目に足を乗せた。スカートの裾がふわりと揺れる。慌てて太ももをぎゅっと閉じると、秘所が熱を持っていることに気づいた。 「やだ、また……」 恐怖と、その奥で疼く背徳的な感覚。舞は震える足で二段目へと進んだ。下から誰かの視線を感じ、背筋がゾクッとする。 「見られてるかも」 という想像が、身体の芯を熱くさせていく。 「早く、終わらせなきゃ」 舞は必死に棚の埃を拭き始めた。

4章 / 全10

TOPへ