エラベノベル堂

地下のトモダチ

18+ NSFW

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8章 / 全10

夜の帳が下り、屋敷に不穏な空気が満ち始めた。窓の外には数台の馬車の明かりが見え、花梨は寝室でその到着を待っていた。青い触手が寝衣の裾から滑り込み、彼女の肌を這い回る。 「あなた……今はそんなこと……」 言葉とは裏腹に、花梨の身体は熱く火照っていた。触手は太ももの内側を撫で上げ、すでに潤い始めた秘所へと達した。ぬめる感触が入り口を擦り、花梨は無意識に脚を開いていた。 「あっ……だめ……家臣たちが来ているのに……」 太い触手がゆっくりと体内へと侵入し、彼女の唇から甘い吐息が漏れる。激しく突き上げられるたびに、頭の中が白く染まった。 「んんっ……もっと……私に力を……!」 体内に注がれる精液の熱が、花梨の全身を駆け巡る。それはただの快楽ではなく、これから始まる戦いへの勇気だった。 「花梨様!お客様がお見えです!」 扉の外から使用人の声が響き、触手は名残惜しそうに引き抜かれた。 「行かなくては……待っていてね」 花梨は寝衣を整え、生物に微笑みかけてから部屋を出た。大広間には、冷ややかな視線をした男たちが待っていた。 「花梨様であられるな。ベルトラン領主様より、お迎えに上がった」 黒い服の家臣が恭しく頭を下げたが、その目には冷酷な光が宿っている。 「お断りします。私は行きません」 花梨の声は震えていたが、瞳には先ほどの熱が残っていた。 「選択肢などありません。契約は成立しているのです」 家臣が手を振ると、二人の兵士が花梨の両脇に進み出た。腕を掴もうとしたその瞬間、廊下の奥から不気味な音が響いてきた。ずるり、ずるりと、何かが這いずる音。 「何だ?」 家臣たちが顔を見合わせた直後、扉が大きな音を立てて開かれた。青く輝く巨大な影が、大広間へとなだれ込んでくる。子犬ほどだった生物は、今や大人の背丈を超えるほどに巨大化していた。 「な、何だこれは!化け物か!」 家臣の一人が悲鳴を上げ、後ずさりした。触手生物は迷うことなく、花梨の前に立ちはだかる。そして、一本の触手を彼女の手首に優しく絡ませた。 「あなた……来てくれたのね」 花梨の瞳に涙が浮かぶ。生物は甘えるように触手を蠢かせ、彼女の頬を撫でた。その感触は、夜ごとの情事を思い出させ、身体の奥が再び熱くなった。 「き、貴様ら!その化け物を退治しろ!」 家臣の命令に、兵士たちが剣を抜いた。しかし、触手生物の圧倒的な威圧感に、誰も近づけない。青い影は、花梨を守るように何本もの触手を広げた。

8章 / 全10

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