「おばさん!?」 真平は思わず叫んでいた。手に持った身分証の数字と、目の前の少女の姿がどうしても結びつかない。 「ちょ、ちょっと待てよ……この生年月日なら、お前、今年で……」 「あー……」 心菜はベッドの上で正座し、困ったように頬を膨らませた。 「バレちゃいました?」 「バレちゃいましたって……いやいやいや、待て。この数字が正しいなら、お前、三十路を超えてるだろ!?」 「三十二歳です。最近三十三歳になります」 彼女は舌をぺろっと出し、悪戯が見つかった子供のように笑った。 「えっ……嘘だろ? どっからどう見ても……」 「二十代前半、いや十代後半くらいに見えますよね? 自分でも頑張ってる方だと思います」 心菜は誇らしげに胸を張る。その仕草すら、あどけない少女のようだった。 「いや、頑張ってるって……」 「若作りプレイが趣味なんです」 彼女はあっさりと告げた。 「趣味?」 「はい。見た目は幼いのに、中身は熟れた女——このギャップに興奮しちゃうんです。ご主人様みたいな反応を見るのが最高に楽しくて」 心菜はくすくすと笑い、ベッドの上で身を乗り出した。 「ご主人様、驚きました? 私のこと、子供だと思ってましたよね?」 「そりゃ……見た目があんなんだから……」 「ふふっ、ありがとうございます。それが一番の褒め言葉です」 彼女は満足げに頷き、真平の手から身分証をそっと取り返した。 「でも、ご主人様……もう一つだけ教えてあげます」 心菜は身分証をバッグに戻し、再び真平に向き直る。その瞳に、先ほどまでの少女らしさはなかった。代わりに、深く昏い光が宿っていた。 「私のテクニック、ご主人様が思ってるより……もっとすごいですよ? 若作りしてるのは顔と態度だけ。体は……本物の熟女なんです」 その囁きは、先ほどの行為での巧みさを思い出させた。真平は背筋が震えるのを感じた。目の前の女性は、見た目という強力な仮面を被った、正真正銘の大人の女だった。
背伸び家事代行
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