エラベノベル堂

封印の祠

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堕ちた天使達の残影

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4章 / 全10

背中に添えられた律希の手が、ゆっくりと動いた。千秋の体が硬直する。 「り、律希くん……やめて……」 彼女の声は震えていた。しかし、抗おうとする意志とは裏腹に、体は鉛のように重く、指一本動かせない。律希は千秋の肩を掴み、強引に彼女を振り向かせた。 「先生、顔、真っ赤ですよ」 彼の目が、千秋の怯えた瞳を覗き込む。熱っぽい光が宿っていた。 「あ……」 言葉にならない声が漏れた瞬間、律希の唇が重なってきた。柔らかい感触。千秋は目を見開いたまま、成す術もなく唇を奪われる。彼の舌が強引に割り入り、千秋の口内を蹂躙していく。 「んっ……ふっ……」 酸素を求めて喘ぐ隙も与えられない。長い口づけのあと、ようやく唇が離れた。糸が引く。千秋は酸欠でふらつき、机に手をついた。 「いけない……こんなこと……」 彼女は自分の胸を押さえた。心臓が激しく脈打っている。恐怖だけではない。奥底から湧き上がる甘い疼きが、体の芯を熱くさせていた。律希の視線が、千秋の体を舐めるように移動する。ブラウスの襟元から、スカートの裾へ。 「先生、濡れてるでしょ」 図星だった。太ももの間は熱を持ち、下着はすでに愛液で湿り気を帯びていた。 「違う……これは……」 千秋は否定しようとした。だが、律希の手がスカートの上から太ももの内側に触れた瞬間、電流が走ったような快感が背骨を駆け上がる。 「ひっ……!」 彼女は膝を折りそうになった。律希は逃げようとする千秋の腰を片手で掴み、彼女を机に押し倒した。スカートがまくり上がり、白い太ももが露わになる。 「やめて……お願い……」 千秋は弱々しく首を振った。しかし、彼女の秘部はすでに熱く脈打ち、下着のクロッチ部分をじっとりと濡らしていた。律希の指が、濡れた布地越しに秘裂に触れる。 「嘘つかないでください。ここ、こんなに濡れてる」 彼の指が布地の上から秘部をなぞるたび、千秋の口から甘い吐息が漏れた。 「あっ……んっ……」 「感じるんだろ? 先生も欲しいんだろ?」 律希の指が下着の横から入り込み、直接秘唇に触れた。熱いしっとりとした感触。 「あぁっ……!」 千秋は背中をのけぞらせた。指が濡れた秘裂を上下になぞり、一番敏感な場所を探り当てる。クリトリスが指先で弄ばれ、千秋の抵抗の意思が溶け出した。 「んんっ……あっ……いや……」 言葉とは裏腹に、腰が無意識に揺れる。律希の指が少しずつ秘口に押し込まれていく。 「ひあっ……!」 千秋は悲鳴とも喘ぎともつかない声を上げた。指が内部を掻き回すたび、強烈な快感が腹の底から突き上げてくる。彼女は机の端を掴み、必死に声を殺した。 「あっ……ああっ……だめ……そんなこと……」 「いい声だ」 律希が耳元で囁く。千秋は屈辱と快楽の狭間で、自分の内壁が彼の指を締め付けているのを感じた。これ以上はいけない。理性が警告を発する。 「やめて……もう……お願いだから……」 千秋は最後の力を振り絞って、律希の腕を突き飛ばした。驚いた彼の手が離れ、彼女はよろめきながらも身を起こした。 「帰る……帰らせて……」 千秋は涙目でスカートを直し、ふらつく足取りで生徒指導室を飛び出した。廊下を逃げるように歩きながら、太ももの間の熱が冷めやらぬことを自覚していた。体に残る指の感触。そして、抑えきれないほどの快楽の残滓。彼女は自分の体が恐ろしかった。なぜ、あんなふうに感じてしまったのか。律希の指に翻弄され、甘い声を漏らしていた自分。それが信じられなかった。教師としてあるまじき行為。けれど、胸の奥底で、また彼に触れたいという禁断の欲求が芽生え始めていた。

4章 / 全10

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