エラベノベル堂

ラストワン

18+ NSFW

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なのはなジャム総集編 〜空手部女子とOLと巨乳のお隣さん 強い女がイキ狂う最高の世界へようこそ〜

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NinNinDays ついんぱっく!

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7章 / 全10

毛布の中で互いの体温が伝わり合う。理屈では暖かいはずなのに、春菜の体はまだ震えていた。寒さのせいか、それとも隣で健人の体温を感じているせいか。腕が触れ、肩が触れ、時折息がかかる距離で向かい合っている。 「……まだ寒い」 「文句言うな」 「言ってない。独り言」 「独り言がうるせえよ」 健人の低い声が、夜の静寂の中で響く。春菜は悔しさに唇を噛んだ。この男と一つの毛布を共有している状況が、何よりも癪に障る。 「あんたね、最初から大人しく譲ればよかったのよ」 「は? 何の話だ」 「洗濯機の件も、冷蔵庫の件も。全部あんたのせいだったのよ」 「おいおい、逆だろ。お前が勝手に予約入れたり、俺のビールに文句言ったり――」 「ビールは私のスペースを占有してたの!」 「占有って何だよ。冷蔵庫は共用だろ」 「だったら順番守るのがマナーでしょ!」 「マナーとか言う割には、お前が全部決めようとするんだよ」 二人の声が徐々に大きくなる。毛布の中で、互いの身体が擦れ合う。 「あんたといて、まともに暮らせると思わなかったわ」 「知るかよ。俺だってお前と顔合わせたくない」 「じゃあ出てけば?」 「お前が出てけよ」 「ここは私の場所でもあるの!」 「俺の場所でもある」 押し問答が続く。顔と顔が、毛布の狭い空間で接近していく。 「……最悪よ、あんた」 「どっちがだ」 春菜は健人を睨みつけた。炎の明かりが、健人の瞳の中で揺れている。苛立ちと、何か別の感情が混ざった光。 「近い……」 「お前が近づいてんだろ」 「動けないでしょ、毛布の中なんだから」 「じゃあ出ればいい」 「出ないわよ。寒いんだから」 健人の吐息が、春菜の唇にかかる。心臓が早鐘を打つ。 「……お前、本当にうるさい」 「うるさいのはそっち」 「目つきが気に入らない」 「何よそれ」 健人がさらに顔を近づける。春菜は動けなかった。逃げるべきなのに、身体が言うことを聞かない。 「文句ばっかり――」 「あなたこそ――」 言葉が重なり、視線が絡む。瞬間、健人の顔がぐっと近づいた。春菜が息を呑む。逃げる暇もなく、唇と唇が触れ合った。一瞬、時が止まったようだった。柔らかい感触。互いの呼吸が混ざり合う。春菜の脳裏が真っ白になる。これは、キスだ。この男と。最悪で、大嫌いな男と。なのに、唇は離れなかった。

7章 / 全10

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