エラベノベル堂

ライバルは今夜、隣に座る

18+ NSFW

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7章 / 全10

唇を離すと、遥香の瞳が潤んだまま健太を見上げていた。赤い光が彼女の全身で脈打ち、呼吸に合わせて明滅している。 「ここでは……だめよ」 彼女が囁くが、その声には説得力がなかった。 「わかってる」 健太は答えながら、彼女のブラウスのボタンに指をかける。震える指先が、震える彼女の感覚と重なる。 「でも、止まらない」 ボタンがひとつ、またひとつと外れていく。遥香は抵抗しなかった。むしろ、自ら服を脱ぐ健太の手を手伝うように、肩をすくめてブラウスを滑り落とした。白い肌が露わになり、そこから淡い桃色の光が湧き上がる。恥じらいの色だと健太にはわかった。 「見ないで……」 彼女が顔を背けるが、健太の目は逸らせなかった。 「綺麗だ」 本心からの言葉だった。遥香の唇が震えるように歪む。彼女もまた、健太のシャツに手をかけ、ボタンを外していく。肌が重なる距離まで近づいた時、健太の目には爆発的な色彩の乱れが飛び込んできた。赤、桃色、金色、紫色——極彩色の光が遥香の周りで渦を巻いている。欲望、愛情、羞恥、期待——全ての感情が混ざり合い、制御不能な奔流となっていた。 「健太、私……」 遥香が彼の首に腕を巻きつける。健太は彼女を抱き上げ、オフィスの隅にあるソファへと運んだ。古びた革の感触が背中に触れる。二人は残った衣服を脱ぎ捨て、素肌を重ねた。熱い。互いの体温が直接伝わり、肌と肌が触れる箇所から相手の感覚が流れ込んでくる。健太は遥香の太腿に手を滑らせ、彼女の秘められた場所に指を這わせた。潤んだ蜜口の感触が、指先だけでなく胸の奥にも伝わってくる。 「あっ……」 遥香が声を上げ、背をのけぞらせた。彼女の感じる快感が、そのまま健太の中にも波のように押し寄せた。くらくらするような感覚。健太は自分の昂ぶりを、彼女の濡れた花園の入り口へと押し当てた。 「いい……?」 健太が問うと、遥香は頷いた。 「来て」 先端が柔らかな襞を押し開き、ゆっくりと奥へと沈み込んでいく。健太の目の前で、極彩色の光がさらに激しく乱舞した。赤が爆発的に輝き、金色が奔流となって溢れ出す。結合した部分から、二人の感覚が完全に混ざり合っていく。彼女の内部が健太を包み込む温かさと、彼自身が彼女の中に埋まる感覚。それらが渾然一体となり、二人を飲み込んでいった。 「健太……!」 遥香が彼の名を呼ぶ。その声が、色彩と快楽の波と共に、健太の全存在を揺さぶっていた。

7章 / 全10

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