陸の視界の中で、男が女給を寝台へと押し倒した。深紅のシーツの上に広がる黒い服と白く輝く肌。女給は恥じらいながらも、両脚を大きく開いている。 「さあ、受け入れなさい」 男が腰を進め、猛った楔を女給の秘所へと押し当てた。 「あぁっ……!」 女給が背を反らせ、甘い悲鳴を上げる。太い男根が濡れた花唇を割り開き、奥深くへと沈み込んでいく。陸は息を詰めた。結に似た女給が、男に貫かれている。その事実が脳裏を焼き尽くす。 「んっ、あぁ……大きい……満たされる……」 女給の表情が快楽に歪む。潤んだ瞳、紅潮した頬、半開きの唇から漏れる熱い吐息。それは間違いなく、結そのものだった。 「旦那様……もっと深く……お願いします」 女給が男の首に腕を巻きつけ、自ら腰を揺らし始めた。クチュリと濡れた音が部屋に響く。男が激しく腰を打ち付け、女給はそのたびに嬌声を上げた。 「あっ、あぁん、いい……そこ……凄い……!」 陸の身体が熱くなる。喉が渇き、心臓が早鐘を打つ。これは記憶のはずだ。百年前の女給の記憶。けれど、結と同じ顔、結と同じ声、結と同じ仕草で快楽に溺れる姿が、陸の理性を侵食していく。 「あ、あぁ……いく……いっちゃう……!」 女給が絶頂を迎え、身体を大きく反らせた。男もまた果て、白濁した液を秘所へと注ぎ込む。陸は荒い息を吐き出した。見ているだけで身体が熱く疼き、下半身が痛いほど張り詰めている。これはいけない。わかっている。けれど、視線が逸らせない。イメージはまだ終わらない。女給が恍惚と微笑み、次を求めて手を伸ばしていた。
記憶を染める和紙
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