エラベノベル堂

異世界ドリンク

18+ NSFW

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4章 / 全10

レオの手から逃れるため、マユは全力で駆け出した。裏庭を抜け、森の入口へと走る。心臓が早鐘を打ち、息が切れる。媚薬のせいか、身体が言うことを聞かない。それでも彼女は走り続けた。 「はぁ、はぁ……」 木々の間を縫うように進む。月明かりが葉の隙間から零れ、地面に斑模様を描いていた。冷たい夜気が肺を満たすが、身体の熱は冷めない。むしろ、運動によって血流が促され、疼きが強まっている気がした。 「いけない……逃げなきゃ……」 彼女は自身に言い聞かせる。だが、どこへ? 宿に戻れば女将や他の冒険者たちがいる。かといって、町の外へ出る力も残っていない。彼女は太い幹に背を預け、荒い息を整えた。 「……誰かいるの?」 気配を感じて声を上げる。しかし、返答はない。風が葉を揺らす音だけが響く。マユは安堵し、力を抜いた。その瞬間だった。 「見つけた」 耳元で声がした。はっとして振り返るが、誰もいない。 「え……?」 背後に気配を感じる。でも、目には何も映らない。 「驚かせてごめん」 再び耳元で囁かれ、彼女は総毛立った。 「透明化スキル……?」 そう呟いた瞬間、見えない腕が彼女の腰を抱き込んだ。 「正解。悠生だ。覚えてるかな」 悠生。冒険者パーティで何度か顔を合わせたことがある。細身で、常に軽い笑みを浮かべている男だ。 「離して……!」 マユは身をよじって逃れようとする。だが、見えない拘束は解けない。 「無理しないで。身体、火照っているでしょう?」 彼の指先が、鎧の隙間から肌に触れる。首筋、鎖骨、そして脇腹へ。 「んっ……!」 彼女は唇を噛んで声を押し殺した。 「反応、可愛いね」 悠生の声は楽しげだ。見えない手が、彼女の身体の曲線をなぞっていく。 「どこが敏感かな。ここ? それとも……ここ?」 指が胸の先端を掠め、彼女は背筋を震わせた。 「やっ……」 「ここか」 見えない掌が、ふくらみを包み込む。 「んんっ……! お願い、やめて……」 マユは涙目で訴える。しかし、彼女の抵抗とは裏腹に、身体は熱く疼き、蜜を溢れさせていた。 「身体は正直だね」 悠生は耳元で低く笑った。 「僕もあのドリンクを飲んだんだ。君と同じ状態だよ」 彼の吐息が、熱く火照った耳にかかる。 「だから、一緒に……気持ちよくなろう?」 見えない手が、太ももの内側へと滑り込んだ。

4章 / 全10

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