エラベノベル堂

異世界ドリンク

18+ NSFW

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6章 / 全10

「歩いてください、マユ様」 レオの力強い腕が、マユの肩を支えていた。拘束された両手は頭上に掲げられたままで、身動きが取れない。彼女は足を動かそうとするが、媚薬の影響で膝が震え、思うように前に進めなかった。 「いや……行きたくない……」 彼女は弱々しく抗議する。しかし、瞬が背中を押し、 「地下の祠です。涼しいですよ」 と淡々と言った。 「夜風より涼しいはずだ」 悠生が軽い調子で付け加える。 「君の身体を冷やしてあげたいんだ」 その言葉に、マユは魅力を感じてしまった。身体を冷やしたい。火照りを鎮めたい。媚薬に侵された身体は、涼しさを渇望していた。石造りの階段を降りていく。松明の光が揺らめき、影が踊る。空気が冷たく変わっていくのを肌で感じた。 「ここは……」 マユは目を見開いた。地下空間が開け、天井から滴る水が、薄青色に光る泉に落ちていた。冷気と湿気が漂い、火照った肌に心地よい。 「美しいでしょう」 レオが囁く。 「この泉は、疲れを癒す効果があると言われています」 「水浴びをしませんか」 悠生が提案した。 「熱い身体を冷やせますよ」 マユは誘惑に惹かれた。冷たい水に浸かりたい。全身を冷やして、この疼きを消し去りたい。彼女は小さく頷きかけた。だが、その時、瞬が小さく笑った気がした。 「……え?」 彼女は三人の顔を見渡す。レオの真剣な眼差し、悠生の楽しげな笑み、瞬の無表情。そして、彼女は気づいた。水浴びという提案が、彼らの策略だと。服を脱ぎ、無防備な姿になる。水の中で身体はさらに敏感になる。三人に囲まれ、逃げ場はない。 「いや……」 彼女は後ずさりしようとしたが、拘束された手と、震える足では動けない。 「気づかれてしまったようですね」 レオが静かに言った。 「ですが、断ることはできません」 悠生が彼女の耳元で囁く。 「君の身体、冷やしてあげるから」

6章 / 全10

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